さん
朝起きるとベッドシーツが血で真っ赤・・・・・・。
左肘に激痛。
床には寝ゲロの跡。
昨夜何があったのか。
・・・懐かしい話です。
当時私は31歳くらい。
前日の夜に、マカティの日本橋亭で駐在仲間の送別会があったのです。
その頃の自分は、酒を飲み過ぎると無敵になると勘違いしておりました。笑)
出てくる酒を一気、一気、一気。
ビール、焼酎、日本酒、なんでもこいです。
自分という人間を分析すると、酒は強いほうだと思います。
人より飲める自信があります。
それだけならいいんですが、キャパオーバーすると目が据わって狂人化しちゃうんです。
今だから言えますが、もし私と同じタイプの友達が近くにいたら、一緒に飲みにいかなかったでしょう(・・;)
それくらい周りの事を考えずに暴れちゃう人間だったんです・・・。
酔いは最高潮。
帰任する駐在員が最後に挨拶・・・全く覚えておりません(・・;)
ここから先は一緒に飲んでいた(私を抑えてくれていた)友人談です。
友人Y『デビルマンさーん!! ベテランさんが大変な事しちゃいました!!!』
トイレに行くと、大便器の貯水タンクが割れ、水がピューっと吹き出ていました。
・・・・・オシッコ後に蹴り壊したみたいです。汗)
ここでもカッコいいデビルマンさん。
日本橋亭の日本人マネージャーの方に、スッと名刺を渡して、
デビルマンさん『弁償しますので請求して下さい。』
マネージャー『いつもお店来ていただいでいるので大丈夫ですよ。』
マネージャーさんもカッコ良かった。
私はそんなカッコいいやり取りが行われている事を全く知らず、『次どこ行くー??』と騒いでおりました(・・;)
2次会はブルーエンジェルのVIP。
1次会であれだけ飲んだので、私はグロッキー状態。
壁にもたれかかって『気持ち悪い』と『吐く』の狭間を漂っていました。
限界が来てトイレに。
大便器にかぶさり、自分で喉の奥にある『リセットスイッチ』を押します。
リバースすると今までの気持ち悪さが嘘だったかのように元気になります。笑)
ベテランさん、吐いて復活するタイプです。
VIPに戻り、歌い、また飲み始めます。
同じように一気。一気。一気。
ここで制御回路が断線します。
VIPルームの壁には、ガラス鏡のパネルが装飾されていたのですが、
なぜか左の肘で何度もガラスを攻撃していたようです。笑)
肘が裂け、流血します。
仲間は心配になり、そこで強制帰宅になりました。
なーんにも覚えておりません。笑)
で、書き出しの状況に至ったわけです。
こんな感じで周りにいる方々にいつも迷惑をかけていたベテランさん。
最悪ですね。
私のことを古くから知っている友人ほど、酔った時の私のめんどくささを良く知っております(・・;)
肘に絆創膏を張り、会社へ行く準備をします。
出勤途中のSLEXで、車内をゲロまみれにしたのは言うまでもありません。笑)